骨粗しょう症・動脈硬化

あなたの骨は元気ですか!?~ほねの話~

骨はカルシウムやタンパク質等の成分によってつくられ、日々の部分的な破壊(骨吸収)と再生(骨形成)を繰り返し、新陳代謝をしています。
この新陳代謝のバランスが崩れ、ほねの密度(骨密度)が低下すると、大根に鬆(す)が入ったようにスカスカになり、骨折しやすくなります。
この状態が骨粗しょう症です。新陳代謝のバランスが崩れる原因としては、加齢・閉経・カルシウムなど必要な栄養素の摂取不足・運動不足などです。誰でも加齢により骨密度は減少しますが、骨折危険域にまで減少する人とそうならない人がいます。

骨密度検査の話骨量を測ってみましょう

当院 ではDXA(デキサ)法といって、微量の2種類のエックス線を使って、腕(前腕)の骨密度を調べます。検査は簡単。イスにすわって腕をおくだけ。5分位で終了です。骨粗しょう症の発病には、加齢や閉経以外にも食事や運動の習慣などが深く関わっています。そのため骨の生活習慣病とも呼ばれ、食事療法や運動療法も骨粗しょう症の予防には欠かせません。しかし、骨粗しょう症と診断された場合には薬が治療の中心となります。

現在治療に使われる骨粗鬆症の薬

活性型ビタミンD3製剤

食事で摂取したカルシウムの腸管からの吸収を増す働きがあります。
また、骨形成と骨吸収のバランスも調整します。

ビスフォスフォネート製剤

骨吸収を抑制することにより骨形成を促し、骨密度を増やす作用があります。
骨粗しょう症の治療薬の中でもっとも有効性が認められている薬です。
骨吸収がゆるやかになると、骨形成が追いついて新しい骨がきちんと埋め込まれ、骨密度の高い骨が出来上がります。

SERM(塩酸ラロキシフェン)

骨に対しては、エストロゲンと似た作用があり、骨密度を増加させますが、骨以外の臓器(乳房や子宮など)には影響を与えません。

カルシトニン製剤(注射薬)

骨吸収を抑制する注射薬ですが、強い鎮痛作用も認められています。
骨粗しょう症に伴う背中や腰の痛みに対して用いられます。

テリパラチド

テリパラチドの作用によって、骨形成が急速に促進され、骨量を増加し、骨微細構造の改善が得られ、その結果、骨折リスクが低下します。

デノスマブ

デノスマブ製剤は、既に「多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変」を適応とする「ランマーク皮下注120mg」が、2012年4月から臨床使用されています。

改めよう!こんな生活習慣 ~骨粗しょう症になりやすい生活~

  • 牛乳や乳製品、小魚や大豆製品をあまりとらない
  • ダイエットや偏食により栄養が偏りやすい
  • 加工食品やインスタント食品をよく食べる
  • アルコール、たばこ、コーヒーが多い
  • 運動不足

動脈硬化

動脈硬化は早期発見が大事です!
日本の3大死因の内、「脳血管疾患」「心疾患」は「動脈硬化」が原因です。当院では「血圧を測るのと同じ感覚」で「測定時間は5分程度」、そして「痛みはほとんどない」状態で、動脈硬化検査が受けられます。お忙しい方でも、気軽に測定出来ます!検査のみご希望の方も可能です。また結果につきましては、専門医が詳しく説明します。

こんな症状があったら
足の動脈硬化(閉塞性動脈硬化症)かもしれません。
心当たりのある方は、当院にご相談ください。

こんな症状にご用心! ~動脈硬化は足にも出ます!~

  • 一年中、足がつめたい
  • 朝晩に足の冷えを強く感じる
  • 以前歩いていた道が、途中で足が痛んで歩けなくなった
  • 足の色調変化がある
  • ちょっとした足の傷が治りにくい

閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)とは?

初期段階では、足の冷えなどの軽い症状ですが、動脈硬化が進み、足の血管が狭くなると 足が痛くなったり、壊疽(足が腐る病気)を起こす場合があります。 そうなる前に、少しでも異変に気づいたら医師に相談しましょう。